人生論

【経営を人生にも】会社のように人生のVisionを立てる方法

コロナウイルスの影響で、リモートワークが進んだり、外出規制が引かれたことによって、自宅で過ごすことも多くなりました。 外出を自粛したり、通勤時間が減ると、こんなにも1日は長いと時間があるのだと感じられた方も多いのではないでしょうか。 そんな時に大切なことは、自分の世界観を持って人生を生きることです。Visionを持って世界を渡り歩けると人生はなんとも明るくなります。

【経営を人生にも】会社のように人生のVisionを立てる方法

学生や社会人、様々な環境で人生を歩んでいると思います。

一度はこんなこと考えたことある人もいますよね?

  • 自分の将来どうなるかわからず不安だ
  • 自分で自分の人生をコントロールできている気がしない。
  • 目の前の作業が将来に繋がっていると思えない。

そういった焦燥感はしばしば、SNSなどによる情報や刺激の過度な摂取によって引き起こります。

しかし、それ(SNSによる脳内汚染)は単なる引き金であって、実際は、「人生の方向性が決まっていない」ことによる不協和音が原因なのではないかと考えます。

今回はそんな焦燥感を軽減する助けになるであろうVisionの描き方について紹介していきます。

Visionを描く

ということで、以下の流れで「Visionとは」、「Visionの描き方」について説明していきます。

  • そもそもVisionとは
  • Visionを持つことの大切さ
  • Visionと関連する考え方
  • Visionの描き方

今回の内容を経て、人生を方向性を見極め、真っ直ぐに進んでいってくれる若者が増えると嬉しいです。

 

そもそもVisionとは

Visionとは、直訳すると「映像、視覚、展望」と出てきます。今回話しているVisionとは将来の展望を指しています。

元々は、企業経営にあたって、代表取締役社長がわかりやすく会社の行く末と社会への影響を言語化したものをVisionとしていました。

しかし、この考え方が、人生の方向性を定めるプロセスと似通っているため、個人の将来像を思考する際にも使われるようになりました。

Visionを持つことの大切さ

それでは、なぜVisionを持つことが大切なのでしょうか。

Visionはしばしば「人生の羅針盤」と称されます。数十年後の理想とするポイントに向かって、方向を決めることができる点でメリットがあります。行き着く島を決めることによって、直線距離で海を航海することができます。

逆に、Visionのない人は、大海原の中で、漂う流木といったところでしょう。周りの発言や勧めに影響され、気づいたら向かうつもりのなかった島に辿り着いている、そんな人生になります。

もちろん運がいい人は素敵な巡り合わせで良い島に着いているかもしれません。しかし、いつまでも自分でコントロールできていないという感覚は消えないでしょう。

Visionと関連する考え方

Visionを描きたい!そう思っていただけたのではないでしょうか。

それでは早速、Visionの描き方を説明、、、する前にVisionと関連する考え方についてご紹介していきます。

このように、いくつか関連する考え方があります。これらを活用することによってさらにVisionの解像度を高めていくことができます。

Visionは一度策定してもどんどんブラッシュアップしていけるので安心してください!

Visionの描き方

それでは本題のVisionの描き方に移ります。Visionを描く方法は大きくわけて3Stepになります。

  1. 人生で一番挫折したこと、気持ちが落ちたことを振り返る
  2. 人生で一番成功したこと、気持ちが上がったことを振り返る
  3. その影響範囲を広げた先を想像する

たった3つです。これに加えて、4、共感する考え方・価値観を集めることも日々の中で行っていただけたらと思います。

  • 1について

人生で一番落ち込んだのはどんな時ですか?いじめられた時ですか?受験に失敗した時ですか?

みんな同じようなものが出てくるように思えて意外と全然違ったものが出てきます。友達と比べてみてください。

それが唯一無二のあなたの個性です。

  • 2について

逆に一番気持ちが高揚したのはどんな時ですか?友達と遊んでいる時ですか?好きな子と付き合えた時ですか?

想像してみてください。

  • 3について

1と2で考えた「最高の瞬間」と「最低の瞬間」をこのマズローの5段階欲求を使いどこに当てはまるか想像してください。

その上で、最上位の自己実現に当たる欲求まで抽象化したときにどのような言葉になるか置き換えてください。

それがあなたのVisionです。

 

 

いかがでしたでしょうか。

後半は難解なフレームを使用したので難しいと感じる方がいると思いますが、人生で最高の瞬間と最低な瞬間を想像し、それを解決するためにはと思考を巡らしても同じ結果が得られます。

Visionを持って自分らしい人生を歩んでいきましょう!

それでは!