【要約】世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方、自己実現の本

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』自己実現の本の要約

人生にモヤモヤしている。そんな方は、この本を読むことである種「人生を変える体験」を得られるかもしれません。

なぜなら、この本が教える自己理解メソッドは、シンプルで、だからこそ強力な効果を生むからだ。

結論から言うと、自己実現は、

• 好きなこと
• 得意なこと
• 大事なこと

の交差するところにある。では実際に、それぞれの考え方を見ていこう。

その前に筆者の紹介をしたい。

筆者の紹介

著者名は、八木仁平。

株式会社ジコリカイの代表取締役社長。

独自の「自己理解」メソッドを広めると、ブログは、累計2600万PV、ツイッターフォロワーは2万人を超える。

自己理解プログラムには申し込みが殺到し、年間200人がやりたいことを見つけて人生を謳歌している。

好きなこと

そもそも、自己理解メソッドの3本柱について説明する必要がある。

それは、①好きなこと、②得意なこと、③大事なことの3つだ。

①と②の重なるところには「やりたいこと」があり、さらに③が重なるところには「本当にやりたいこと」がある。

「好きなこと」とは、「情熱」のことで、ずっと成長し続けていけるもののことだ。これは分野の話であり、心理学、ファッションなどのことだ。

「好きなこと」は仕事の内容にあたり、Whatを意味する。

「大事なこと」と「得意なこと」を見つけたら、「好きなこと」を見つけて欲しい。

あなたは、今、お金を払ってでも勉強したいことはあるか。本棚にはどのようなジャンルの本が並んでいるだろうか。

それらは「好きなこと」につながっている場合が多い。お金になるかは関係なく、興味を持てるものであれば何でもいい。

「好きなこと」を「得意なこと」でやるとしたらどんな仕事があるかリストアップしてみよう。それがあなたの「やりたいこと」だ。

得意なこと

「得意なこと」とは、「才能」のことで、自然と人よりも上手くできて、やっていて苦がなく心地よいことだ。

スキルや知識とは違い、「得意なこと」は行動や能力に起因するものが多い。人に整理して伝えることや相手の気持ちを理解することなどがその例に当たる。

「得意なこと」は、仕事の方法にあたり、Howを意味する。

「大事なこと」を見つけた後は、「得意なこと」を見つけて欲しい。

「得意なこと」を見つけるには、過去を振り返る必要がある。人々は、皆、無意識に「得意なこと」を使って人助けをしている。

過去に、成功した経験はあるだろうか。もしくは、人生で一番充実していたと感じる経験はあるか。それらを思い返し、自分の特徴を長所使いしている瞬間を切り取って欲しい。

そこには「得意なこと」が眠っているはずだ。

「好きなこと」を「得意なこと」で運用する仕事があなたにとっての「やりたいこと」だ。

大事なこと

「大事なこと」とは、状態を表している。自由に生きたい、人に優しくありたいというようなことだ。

「大事なこと」は、仕事の目的に当たり、Whyの部分を補強する。

まずは、「大事なこと」から考えよう。価値観を中心に置くことで、仕事をしていて、迷うことがなくなる。

「大事なこと」を考える方法は、「〜したい」と感じる価値観をできるだけ多くブレインストーミングすることだ。

それらをグルーピングして、いくつかの固まりにまとめるといい。

人生において何を大事にしているか見えるはずだ。「やりたいこと」をリストアップした上で、「大事なこと」に沿って絞ることにより、「本当にやりたいこと」が見える。

まとめ

結論、自己実現(自分らしく人生を謳歌する)には、

• 好きなこと
• 得意なこと
• 大事なこと

の3つが重なる仕事をするべきだ。

もし、人生に迷っているのであれば、その時間は勿体無い。「本当にやりたいこと」を見つけ、その方向にまっすぐ進むことで自分の潜在能力を100％引き出すことができるだろう。

自分の力を引き出すことに興味があったら実際に本を読んでみて欲しい。

何か発見があるはずだ。