社会にある大きな歪みに対してサービスは作られると言います。たくさんの起業家が理想と現実のギャップを探しています。その差が大きければ大きいほどそこに需要が生まれます。
今、日本の就職市場の現実を表すかのようにたくさんのサービスが乱立しています。また、社会と学生との情報格差が大きいことで良いサービスと情報格差を利用した質の低いサービスとがあります。そのような現状に悩む学生が多くなってしまうのは必然です。
第7回:基本ツールを知る(おすすめサイト)(就活初心者必見)
私が就活を始めたとき、たくさんのサービスにとりあえず登録しました。
多くの情報を手にできた反面、情報量に混乱してしまい、結果的に就活に対するモチベーションが下がってしまいました。
就活生の皆さんの中でも、
- どのタイミングで就活サービスを使うか考える疲れた。
- 就活サービスが多すぎてどれ使えばいいかわからない。
- 面接前にどんな準備をしなければいけないかわからない。
といった方が多いのではないでしょうか。
せっかく、モチベーションが上がってきて行動しているのにそれが結果的にやる気を失わせているのは悲しいですよね。
ツールを整理することで加速度的に就活を前に進めることができる
情報やツールが溢れているということは、頭も整理されていないということです。
ツールを用途別に整理することで頭も整理して、どんどん就活を進めていきましょう。
サービスを使う用途を知る。
主に就活でサービスを使う用途としては以下の、6通りです。
- ES/面接過去事例リサーチ
- OBOG訪問
- 逆オファー
- 学生口コミ
- 社会人口コミ
- 特に目的なく会社のリサーチ
それぞれのサービスはいくつかの用途を兼ねていますが、使うサービスの用途を意識して使うことをおすすめします!
代表的なサービスの全体像を知る。
- ES/面接過去事例リサーチ
「ワンキャリア」
説明:
大手企業の締め切りを確認し、選考申し込みの準備をする。企業名で検索し、過去の合格したESを読み、良いところを吸収する。過去の合格した面接の回答/質問を確認し、自分の回答を作る。
「外資就活」
URL:https://gaishishukatsu.com/
説明:
外資系、コンサル、先進的な企業の募集を確認。選考応募締め切りを確認し、選考応募の準備をする。ESや体験記を確認し対策する。
「unistyle」
説明:
大手企業を中心に締切に向けて応募準備をする。コラムなどを参考に選考対策を行う。
「Goodfind」
説明:
ハイレベル層に合わせた情報提供。選考対策。逆オファーもある。
- OBOG訪問
「Matcher(マッチャー)」
説明:
不特定多数の社会人ボランティアによるOBOG訪問プラットフォーム。採用に詳しい人もいれば詳しくない人もいるので差が激しい。
「ビズリーチキャンパス」
説明:
同大学のOBOGを探すことが可能。
- 逆オファー
「オファーボックス」
URL:オファーボックス
説明:
幅広い企業からの逆オファーが届く。面接の経験を積むことができる。就活初期に登録することが望ましい。
「iroots」
説明:
価値観診断で自分に合った企業がレコメンドされる。
- 学生口コミ
「外資就活のコミュニティタブ」
URL:https://gaishishukatsu.com/
説明:
同じ企業を志望している学生がリアルタイムで情報交換。
「就活会議」
URL:https://syukatsu-kaigi.jp/
説明:
リアルタイムで学生が情報更新をする。ユーザーが多いイメージ。
「みん就」
説明:
2ちゃんねるのような、気軽な口コミが多い。リアルタイムで合格通知が来たかなどの情報交換がされる。
「各種Openchat」
説明:
LINEの機能であるOpenchatには、23卒コンサルなどテーマごとに学生の情報交換の場がある。
- 社会人口コミ
「openwork」
説明:
会社を辞めた社員から給与や働き方などに関する口コミを掲載。
- 特に目的なく会社リサーチ
「マイナビ」
URL:https://job.mynavi.jp/2022/
説明:
掲載数が多く、応募したい企業が尽きたら見る。よくも悪くも広く浅くという印象。
「リクナビ」
URL:https://job.rikunabi.com/2022/
説明:
同上。
面接前の準備の例を学ぶ。
私は、実際に以下のような手順で選考に挑んでいました。
1、選考がない期間
オファー型のサービスを使い、面接の経験を積む
2、選考開始後
unistyle、外資就活、Onecareerを使い、応募したい企業をリストアップ!
締め切りに合わせて1週間くらい前までに準備。
合格したESを確認する。
3、選考中
Onecareerの過去の面接内容を確認し、同じ質問がきても対応できるように準備。
OBOG訪問のサービスを使い、会社をよく知る。
4、内定後
Openworkの内容も少し参考に内定承諾先を決定する。
いかがでしたでしょうか。
それぞれのサービスの違いを理解して、ぐんぐん就活を進めていきましょう!!
次回もお楽しみに。