就活&キャリア

【全10回】(就活初心者必見)第2回:選考対策の解像度を上げる(面接)

日本。言わずとも言葉の真意を掴めと教育され、美しい言語が発達したのと反対に、人間関係やシステムでは多くの負債を作りました。

日本の就活もその一つなのかも知りません。全ての若者が手に地図を持って進めるような世の中になって欲しいものです。

第2回:選考対策の解像度を上げる(面接)(就活初心者必見)

多くの就活生が同じ悩みを抱えて就活を始め、たまたま合格した企業で自分を納得させることで社会に輩出されます。

「就活むずい、、、」就活がどう進んでいくのか、合格のために何をしたら良いのかわからず、周りの人と比べることで苦しむ学生を多く見てきました。

就活を始めたけど

  • なんとなく対策をしているけど本当に意味があるかわからない。
  • インターンの通過率が低くどうしていいかわからない。
  • なぜか自信はあるけど選考に挑戦したことはない。

という学生も多いのではないでしょうか。

そんな方に一つの羅針盤として今回の記事を届けたいです。

じゃあどうしたらいいの?

一番、就活生を不安にさせる要素は、「どれくらいの基準で」「どんなことをしている人が」評価されるかわからないことです。

テストに向かって努力することは難しくないでしょう。それは「基準」「努力の道筋」が明確だからです。

すなわち、、、

  • 選考の大まかな通過率を知る
  • 選考基準を知る
  • 何をすべきか知る

ことによって、真っ直ぐに目標に向かって努力することができるようになります!

楽しく、成長を感じながら就活を成功させましょう!!

 選考の大まかな通過率を知る

まずはそれぞれの選考がどれくらいの通過率なのか知ることで、

余計に過信したり、逆に落ち込んでしまうことを避けることができます。

基準を満たしていない場合は、1から勉強する必要があったり、対策をする必要があります。

1、足切りライン

細かく砕くとさらに詳細化することが可能ですが、大まかにはこのラインにあるものは以下の通りです。

▶︎エントリーシート、Webテスト、サマーインターン、ウィンターインターン、グループディスカッション、集団面接、一次面接

などです。

ここの通過の割合は、◯面接以前:50%、◯面接:70%、です。

つまり、面接に行き着くまでに50%、面接では70%合格していると順調だということです。

就活難易度が高い企業を志望している方はこのようにはいかないかもしれませんが、

筆者も就活の終盤にはこれくらいの%に落ち着きました。

しっかり対策すれば、難易度の高い企業でも十分通過できるということですね!

2、能力ライン

これは、

▶︎1次面接と最終面接以外の複数回面接や、コンサルなどにおける思考力を測る面接です。

ここの通過率は、最終面接までの過程全て合わせて、30~40%です。

イメージしていただけたらと思いますが、10社選考に通ったとしても、最終面接までに3~4社くらいまで減っていそうな気がしませんか?

そのイメージは正しいです。

ただ、対策次第では点数を上げることも可能です!

3、見極めライン

これは、

▶︎最終面接、役員面接、人事面接です。

つまり、内定をもらえるかどうか、というフェーズになります。

ここでの通過率は50%です!

2人に1人が落ちているということですね。

選考基準を知る

では、このような通過率で就活を行うとすると内定までにどれくらいの申し込み数が必要でしょうか。

答えは、1➗50%➗70%➗35%➗50%=17社です。

つまり、平均な人が平均な通過率で平均な会社を受ける場合は17社ということになります。

では、平均以上の通過率を生み出したり、平均以上の会社に合格するためにはどのようなことを知ることが必要でしょうか。

それは、「選考基準」です。

今回は大まかに紹介します。

1、足切りライン

ここは、「減点がなく、印象として優れていること」が求められます。

つまり、見た目や印象、高得点を取ることが求められるということです。

ESや1次面接では、清く、正しく、誠実に!を意識しましょう。

2、能力ライン

ここは、「会社、または業務に必要な能力を用している」ということが求められます。

つまり、会社を成長させる、存続させる力、業務を遂行する力があると判断されたら通過するということです。

過去の経験や価値観から、会社に長くいられることや会社で活躍できることをアピールしましょう!

3、見極めライン

ここでは、「会社に入ってくれるか」を求められます。

つまり、志望度の高さと入社への確信度を見られます。

志望度が高いことや他の会社と比べてこの会社に入社する意味を語れるようになりましょう。

熱意を伝えることも大切ですね!

何をすべきか知る

それでは、最後にそれぞれの対策方法をお教えします。

1、足切りライン

▶️徹底的にアラが出ないようにします。ESの添削はもちろんWebテストの勉強、模擬面接の数をこなします。ここで専門的な知識や会社への理解はそれほど重要ではありません。たくさんの人に見てもらいながら印象が良いということを目指しましょう。

2、能力ライン

▶︎自分を商品だと考え、なぜ会社が自分を買ってくれるか考えましょう。自分の強みを考え、絞り、採用すべき理由を語れるようになりましょう。

3、見極めライン

▶️自分の意思を固めましょう。今までの面接とは全く違うものだという自覚を持ち、会社への敬意を持って対応できるようになりましょう。

 

いかがでしたでしょうか!

自分らしく、主導権を持って就活を進めて自分らしい人生を歩んでいきましょう!!!