昨今のコロナウイルスの影響もあってか、多くの学習教材はオンライン化し、場所を問わず勉強できるような環境が整備されつつあります。逆に言えば、学ぶ選択肢は増えた中で何を選択するかということについて考える必要が出てきました。皆さんはどのような選択を取りますか?
【日商簿記3級】最速で合格する!簿記独学に必要なもの2選
会社の給与が増額されるから、周りの友達が取ってるからと、簿記の勉強始めた方も多いのではないでしょうか。
その中に、順調に進んでいる人もいれば、思っていたよりは進んでいない人もいるでしょう。
- 簿記学習を始めたもののうまく点数が取れない。
- 勉強を始めたがマンネリ化してしまい、いつ受験するか決まらない。
- 簿記3級を受験する日程は決まっているが準備の時間が足りない。
と感じる方に向けて、最短で合格を掴み取る術をお伝えします。
最短で簿記3級を取得するたった3つの方法
たった3つの方法で、最短合格を狙うことができます!
期間は人によりけりですが、2ヶ月ほど隙間時間を活用すれば合格可能です。
- 勉強する上でまず決めるべきこと
- これを先に知っておきたかったこと
- 簿記学習における最大効率の勉強法
この3つについて伝授していきます!
予備校にも通わず、いくつも参考書を買うことなく合格することができます!
そんな私は
外資系企業でエンジニアを始めて1年目になる社会人です。
毎月、1つ挑戦すると決めていて、2021年9月に日商簿記3級に合格しました。
その経験から皆さんに還元できることを抽出しご紹介します。
勉強する上でまず決めるべきこと
ズバリ、「期限」と「目標」です。
受験料がもったいないから、勉強してから応募しよう。目標は合格でしょ!という人が多いと思います。
しかし、ここでははっきりと「期限」と「目標」を決めることが重要です。
例えば、2ヶ月後の11月10日に簿記3級試験を申し込んだ!
合格点の70点より5点上の75点を取れるようになりたい!
というような詳細さが必要です。
ここで、2ヶ月、75点、というような「期限」と「目標」を定めてください。
これを先に知っておきたかったこと
私が、簿記3級の受験生活を通して、先に知っておきたかったことは、2つです。
- 簿記は分類の単語を覚える試験ではないこと
- 試算表、精算表、各種表は仕訳の延長であること
簿記の試験では、仕訳の項目に対して、必ず選択肢を与えられます。
したがって、借方項目・貸方項目まで覚える必要はなく、何が借方で何が貸方かを覚えることだけで十分なのです。
また、勉強を始めて最初にぶつかる壁が、各種試算表作成などの表作成の分野です。
しかし、これらは全く新しい考え方ではなく、仕訳の延長であることがわかりました。
したがって、仕訳を覚えていけば十分対応できます。
簿記学習における最大効率の勉強法
お待たせしました。最大効率で最短合格を目指すことのできる方法を伝授します。
①まず、参考書を1周すること。
これは、完璧にするというよりも、「テキストを読み、確認問題を解いた。」という経験を踏むことが重要です。
時間を意識して3週間を目安に着手しましょう。
②次に、問題集を実試験と同じ様式で解くこと
1時間で3大問という実際の形式に沿って問題を解いてください。
参考書を1周しただけなので、最初は解ける問題と解けない問題があると思いますが、
ここでは、解ける問題と解けない問題の差分を知ることが重要です。
③最後に、間違えた問題のテーマだけ、参考書で2周目を解くこと
参考書を最初から最後まで2周するというのは、あまり効率的とは言えません。
また、参考書を一周するにはある程度時間がかかってしまうので、解いているうちに多くのことを忘れてしまいます。
過去問を解き、間違えたテーマだけ復習することで記憶の定着が早くなります。
おすすめの参考書、問題集
スッキリうかる シリーズがおすすめです!
- 参考書
スッキリわかる 日商簿記3級 第12版 [ 滝澤 ななみ ]
- 問題集
2021年度版 スッキリうかる日商簿記3級 本試験予想問題集 [ 滝澤ななみ監修 TAC出版開発グループ ]
いかがでしたでしょうか。
転職を考えている方、会社でさらに活躍したい方、
最短で資格を取得し、ノウハウを手に入れることでできることの幅を広げていきましょう!