ITの世界では、Tの字にスキルを伸ばすことが重要だということをよく言われます。Tというのは垂直にスキルを掘っていくという方向と水平にスキルを広げていくという考え方です。
これってもしかしたらどんなことにも言えるかもしれませんね。ひとりの人と深く付き合うのも大事だけども、広く友人と交遊することも大事。学びです。
第5回:幅と厚みを揃える(志望群)(就活初心者必見)
就活をしていて、誰でもよくぶつかる問題として、
どれくらい受けたら良いのかとか、受ける会社を広げすぎて本当に行きたいところではないところに行ってしまったらどうしようと考えることがあります。
私自身もそうでした。その解決策の一つを提示できたらと思いブログを書き始めています。
皆さんの中にも、
- 会社を絞りすぎてしまってどうしたらいいかわからない
- 志望している業界や企業はあるけどどう広げていったらよいかわからない
- 闇雲に会社を見ていても意味がないように思う
という人も多いのではないでしょうか。
ある程度の数会社を受けなければ内定が出ないという話は以前したので、
どうやって受験会社群を確保するかという点について話していきたいと思います。
3ステップで悩みを解消する!
就活が難しい、どうやって受ける会社を増やしていったら良いかわからないという方に向けて、60社受けた自分自身が行った方法を伝授していきたいと思います!
たった3ステップで幅と厚みのある志望群を作り上げることができます。
- 自分のニーズを分析する
- 厚みとは何かを理解する
- 幅とは何かを理解する
ということで早速内容について話していきましょう!!
自分のニーズを分析する
- あなたの一番いきたい会社はどこですか?
- どの業界にいきたいと思っていますか?
この質問に答えられたら簡単です。
自分のニーズを分析して、幅と厚みを持った受験会社群の作成の中心を作りましょう!
自分が少しでも良いと思っている会社に対して、「何に惹かれているのか」「どの要素を自分は重視しているのか」について分析してください。
そしてそれをランキングにしたときに上位に来るものが会社を選ぶ基準になります。
好きな会社の共通項と言っても良いです。
厚みとは何かを理解する
次に分析した自分のニーズに対して、「厚み」という概念を理解しましょう。
ここでいう厚みとは、自分の興味を持った要素を持つ会社について、他の要素を気にせずリストアップをするということです。
もしあなたが「トレーディングをやりたい」という軸があった場合、厚みをとるということは、
総合商社から専門商社まで商材を問わず、会社の規模感も問わず広げるということです。
この場合の広げ方は、明確に順位がつくような広げ方です。
もし、大きくて上流の工程を扱いたい、給料が良いところがいいと考えている人は、総合商社から順番に規模と給料の順番によってランク付けをすることができるようになります。
これだけでも、やってみたら30社リストアップすることはそこまで難しくないとわかると思います。
それだけ多くの会社が世の中にはあるということですね!!
幅とは何かを理解する
最後に「幅」という概念についてです。
結論から言うと、「幅をとる」とは、関連業界についても志望するということになります。
厚みの話に合わせて話すとすると、「トレーディングをやりたい」と考えていたとして、
専門商社には、小売りに対する専門商社もあれば、IT企業に対する商社、メーカーに対する商社と様々な形があります。反対に、小売企業、IT企業、メーカーにもそれぞれ商社機能を持っているとも言えます。
商社は外注して、指示を出すだけというところもあるでしょうが、自社でも商社機能を持っている会社が多くあります。または、仕事の中で商社の人と関わり仕事を知ることもできるでしょう。
このように、自分のやりたいことや軸に対して水平に広げていくことが可能です。
こうなると、無限に選択肢が出てくるとわかりますよね?
もし、絞りすぎたなと自覚のある人は一度広げてみることをお勧めします。
広げていくとこの世界には無限に選択肢があると感じると思います。その中で自分の譲れない思いを胸に絞った経験が就活にさらに追い風を吹かせてくれると信じています。
いかがだったでしょうか。
たくさん会社がある中で闇雲に探すことも大変ですよね。
自分にとって最適の会社が見つかるように応援しています!
また次回をお楽しみに!!