英語&留学

英語初心者のためのTOEIC600点突破:第五回勉強始め方、学習法【全10回】

「なんか非効率かも」

勉強したい!TOEICを学習してみたい!と思った時、「効果的な学習方法ってどんなのだろう」とか「自分の勉強スタイルに自信が持てない」ということってありますよね。

そんな方は、ちょっと勉強の始め方を工夫するとうまくいきます!

  • 全ての試験に共通する学習プロセス
  • 視点と始点を変えよう!
  • 一番簡単に結果が出ることに目を向ける

という方法を実践することによって最短ルートで目標を達成することができるでしょう。

目標達成の一番の課題は何でもやってしまう自分自身です。

英語初心者のためのTOEIC600点突破:第五回勉強始め方、学習法【全10回】

日本の学生や社会人に大人気の「TOEIC」、ビジネス英語を測る試験として有名ですよね!

TOEICで高得点を取って、「就活を有利に進めたい」「昇進したい」という人は絶えません。

しかし、みんながみんな効果的な学習の始め方をできているかは疑問が残ります。例えば、

  • そもそも勉強して目標達成することが苦手だ
  • 何から学習を始めたらいいかわからない
  • 継続しているのに結果が出ない

といった方がたくさんいるのではないでしょうか。

今回は、そんな方に向けて、「効果的な学習の始め方」について扱っていこうと思います!

筆者の経歴

元々、英語が得意ではありませんでした

高校3年生の夏、全力で受けたセンター模試で英語100点(200満点中)、それでも猛勉強し受験勉強を乗り越えました。しかし、英語力を身につけた!と思って受験した大学1年生のTOEICで540点でした。

そのような状況から、海外の友達が欲しい、海外で活躍したいと思い勉強を続けた結果、TOEIC 850点を獲得することができました。

今は、ヨーロッパ留学を達成するためにIELTSという大学受験向けの英語資格に挑戦しています。IELTSのスコアも5.0から6.0まで向上させることに成功しました。

効果的な学習の始め方

それでは「効果的な学習の始め方」とはどういうものなのでしょうか。

結論から言うと、こちらです。

  • 全ての試験に共通する学習プロセス
  • 視点と始点を変えよう!
  • 一番簡単に結果が出ることに目を向ける

それぞれ詳しく解説していきます。

全ての試験に共通する学習プロセス

今回はTOEICの試験を題材にしていますが、どのような試験でも共通する学習プロセスがあります。

そのプロセスとは

  1. 本番を想定した実践問題に挑戦する
  2. 実力と目標の差分を認識する
  3. 差分の中で一番簡単に埋められそうなものを把握する
  4. できる限り本番の形式で対策する

こういったプロセスです。

ポイントは2つで、①基本的に本番形式で対策すること②目標と実力の差分を明らかにして簡単なところから始めることです。

これを意識するだけで、結果が大きく変わっていきます。

実際に以前、塾でTOEICを教えていた際には本番の直前に「本番形式の過去問を1回でも」解いた学生は平均50点、点数が上がるという結果が出ました。

視点と始点を変えよう!

試験に向かう視点と始点を変えましょう。先ほど説明した通り、まずは実践形式の過去問を解くことをおすすめします。

しかも、全く同じ時間、環境、方式で解きます。

多くの人は対策本や参考書を解いてから始めることが多いです。英語なら、単語帳を開くところから始めるのではないでしょうか。

しかし、それでは遠回りです。最短で目標達成するには始点を変えましょう。

英語初めまして君
英語初めまして君
いきなり本番なんて無理だよ💦

という言葉が聞こえてきそうですが、最初はその「無理」という言葉の意味を理解できません。どれくらい「無理」なのか、何が「無理」なのか、本当に「無理」なのか。実際に本番の問題に挑戦しなければわかりません。

そして、視点を変えることも重要です。

自分が「積み重ねてきた勉強や解いてきた参考書の山、勉強に費やした時間を捨てて」ください。

代わりに、目標と実力の差分それをどう埋めるかだけにフォーカスしてください。途中までやった単語帳も単語が原因で点数を落としているわけではなければ捨てましょう。

一番簡単に結果が出ることに目を向ける

最後に、簡単に点数が上がるような勉強をすることをおすすめします。

「苦しまなければ点数は上がらない」「簡単な方法に逃げると結果が出ない」という考え方は幻想です。

実践問題を解き、目標との差分が明らかになれば、「できる限り簡単な方法」でその差分を埋める勉強を始めてください。

例えば、私はリスニングが苦手でした。リスニングを対策する方法は山ほどありますが私は「6 minutes english」という6分間だけ英語の会話を聞けるアプリを使って対策しました。長い文章を聞いていると集中力がなくなるので1日6分だけ学習するようにしました。気づけばTOEICのリスニングは410点(ほぼ満点)を取ることが出来るようになりました。

このように、差分を埋めることができるのであれば、一番簡単な方法を試してみてください。

まとめ

今回は、TOEICで結果を出すために「効果的な学習の始め方」について解説していきました。

それは以下の通りです。

  • 全ての試験に共通する学習プロセス
  • 視点と始点を変えよう!
  • 一番簡単に結果が出ることに目を向ける

この記事を読んだことをきっかけにTOEICの受験を検討してみてはいかがでしょうか!

もっと詳しい英語の勉強法や次回の記事を読んでもいいよ!という方はこちらをご覧ください。それではまた次回でお会いしましょう〜