英語初心者のためのTOEIC600点突破：第六回まずリスニング対策から始めるべし【全10回】

英語初心者のためのTOEIC600点突破：第六回まずリスニング対策から始めるべし【全10回】

これからTOEICをやろうと思っている人、今までTOEICの受験経験がある人、様々な人がいる中で、多くの方が同じような悩みに直面しているのではないでしょうか。

例えば、

• 時間内に解き終わらない
• どう対策したらいいかわからない
• 点数が伸び悩んでいる

このような悩みに対して、最短で結果を出すことができる方法を伝授します！

TOEICで高得点を取って、就活や昇進を有利に進めましょう！

筆者の経歴

元々、英語が得意ではありませんでした。

高校3年生の夏、全力で受けたセンター模試で英語100点(200満点中)、それでも猛勉強し受験勉強を乗り越えました。しかし、英語力を身につけた！と思って受験した大学1年生のTOEICで540点でした。

そのような状況から、海外の友達が欲しい、海外で活躍したいと思い勉強を続けた結果、TOEIC 850点を獲得することができました。

今は、ヨーロッパ留学を達成するためにIELTSという大学受験向けの英語資格に挑戦しています。IELTSのスコアも5.0から6.0まで向上させることに成功しました。

まずはリスニングから攻めるべし。

TOEICの点数を向上させるという目標は、英語力の向上だけで達成しようと思うと非常に困難です。

TOEICという試験の特性や日本人英語力の特性を活かして最短距離で目標点数を達成しましょう！

最短で点数を上げる方法は以下の通りです。

• TOEICは英語力+情報処理能力のテストだ
• まずはリスニングから攻めろ
• 1問1分以内に解くべし

それでは、詳細に紹介していきます。

TOEICは英語力+情報処理能力のテストだ

なんと、驚くべきことかもしれませんが、TOEICの点数は「英語力を上げただけでは伸びません。」

なぜなら、TOEICは英語力+情報処理能力で点数が決まるからです。

では情報処理能力とはなんでしょうか。

それは、「短い時間に大量の情報(文字)を処理していく」という能力のことです。

実際にビジネスの世界では、大量の情報から必要な情報だけを抜き出す力が求められます。

したがって、ビジネス英語の試験であるTOEICでも高い情報処理能力を求めています。

特にリーディングでは、長文読解で1問1分以内という厳しい基準を採用していることが分かるはずです。

では、そのようなテストの点数を向上する鉄則は、

時間内に終わる配分で問題を解け、それに慣れろ。

ということになります。

当初は、単語が分からなくても、答えに自信がなくても、答えかな？と思う回答を選択し、時間内に終わることを意識してください。

まずはリスニングから攻めろ

時間内に終わるようになってきたら、100点前後点数が上がったことに気づいたのではないでしょうか。間違いなくTOEICは英語力だけを測るテストではないのです。

次に力を入れるべきは「リスニング」になります。

日本の英語教育(2021年現在)は、リーディングとリスニングに重点を置いているので、日本人の平均的に双方の力が強いことは明らかです。

また、リーディングの問題に比べて、「リスニング」の問題は時間配分を気にする必要がないので対策しやすい範囲になります。

さらに、「リスニング」はコツを掴めば一気に点数を向上させることができます。

もし試験前、時間がなかったら「リスニング」をやろう！と覚えておいてください。

1問1分以内に解くべし

先ほども言った通り、「TOEICは情報処理の試験でもあります。」

私たちがリーディングに残された時間は、

文法問題：1問30秒

長文読解：1問1分

です。

この数字を見て、ようやくTOEICは情報処理の試験と言っている意味を理解できたのではないでしょうか。

長文を読み進める時間を含めてこの時間なので実際に問題を解いている時間はもっと少なくなります。

頭の中や時計を見ながら、1分を過ぎたと思ったらその時点で回答を確定させましょう。

また、早く解くための工夫も必要です。

具体的な方法に関しては今後続編で紹介していきます。

まとめ

TOEICは英語力+情報処理のテストであり、点数を向上させるためには、

• TOEICは英語力+情報処理能力のテストだ
• まずはリスニングから攻めろ
• 1問1分以内に解くべし

ということが必要だということがわかりました。

これを参考にまずは手軽に点数が上がるところから実践してみて、さらに高得点を狙いたくなったら上がりづらい分野を勉強していくのはいかがでしょうか。

次回も参考にしてみてくださいね！