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【ジョブ型】グローバル賃金を獲得する方法3選を比較してみた

「グローバル賃金が欲しい」

日本の実質賃金率は低下し、日本が裕福な国の上位であった時代は終わりに差し掛かっています。

もちろん相対的に豊かな国ではありますが、語学や情報の少なさゆえに本来であればもっと賃金が高くていい人が日本に留まることによって低賃金で働いている例をよく見かけます。

もし、情報にアクセスできていない、海外で働けるポテンシャルがあるという人はこの記事が参考になるかもしれません。

自由を獲得するのは自由に向き合ったものだけです。

【ジョブ型】グローバル賃金を獲得する方法3選

皆さん、「グローバル賃金」という言葉は聞いたことありますか?

2021年5月、私は初めてその言葉を「白川寧々」さんという方から聞きました。

寧々さんが執筆された本がこちらです。

その本で、日本の実質賃金率が相対的に減少していることを知りました。

実質賃金指数の推移の国際比較

出典:実質賃金指数の推移の国際比較(全国労働組合総連合)

そして、おそらくこれは、日本の年功序列新卒一括採用を取り入れている採用戦略が原因だろうということもわかってきました。

つまり、何をするかではなく、英語+スキルでまずグローバルスタンダードの賃金に接続することが成功の最短ルートなのです。

年功序列の給与テーブルでは、大きな価値を残せたとしても、残業代少しばかりの賞与という年功序列を根本的に覆さないレベルでのインセンティブしかもらえません。

結論から言うと、グローバル賃金への接続方法は以下の3つです。

  • 欧米大学でComputer Scienceの学位を取得し、現地で働く
  • 欧米のBoot Campに参加し、現地の永住権とキャリアを獲得
  • 日本の外資系企業のシステムエンジニアとしてステップアップし、Linkedinなどを使用した裏道で日本にあるグローバル賃金の仕事にアクセスする

1つずつ解説していきます。

欧米大学でCS学位取得

欧米の賃金は多くがグローバル賃金になっています。

現在、最も確率高くグローバル賃金にアクセスできるのは欧米大学でCSの学位を取得することです。

Computer Scienceをできる=手を動かせるエンジニアは世界中で不足していて、大学がある国で仕事が得られなくても世界市場から仕事を探すことが可能です。

大学は学費問題がありますが、英語圏を避け、ヨーロッパの大学を志望することで日本の大学と比較しても同じか安いくらいの大学がたくさんあります。

寧々さんの動画も貼っておきます。

欧米のBoot Campへの参加

目的が、「欧米企業でエンジニアとして働くこと」であれば、Boot Campは1番の近道かもしれません。

Boot Campとは、3ヶ月の間、1日15時間以上もプログラムを書き続けるような初心者エンジニアに対するプログラムです。

ここでいくつかの実践的な開発を経験しスキルを身につけます。

著名なBoot Campであれば企業を紹介してくれることもあり、1番短期間でグローバル賃金にアクセスする方法だと言っても過言ではありません。

実際に国外逃亡に成功した方の動画はこちら

日本の外資企業での裏道エンジニア転職

最後は、日本にいながらグローバル賃金を獲得する方法です。

もし、既にスキルがありエンジニアとしての実績が多い方は転職で成功する可能性があります。

海外では、Linkedinを使って直接採用担当者とコミュニケーションを取るような就活の方法がよく取られています。

日本でも外資系企業で英語を使ってエンジニア系の仕事をする職種なんかは、年功序列ではなく、ジョブ型の給与テーブルになっている場合があります。

そのような会社を見定め、転職を成功させることができれば、一気にグローバル賃金を獲得することができます。

比較と筆者の意見

おすすめ度難易度リスク時間
欧米CS留学
IT Boot Camp
外資転職

個人的な1番のおすすめはヨーロッパへのCS学部留学です。

3年と長期間勉強しなければいけませんが、その後CS学位とプログラミングのスキルという担保ができるため大きな失敗をすることは少ないでしょう。

ただ、もし既に職歴がある方だったら、転職の方が早く、リスクも少ないのでベストだと言えます。

また、留学をする時間がなかったり、スコアメイクなどが間に合わない場合はBoot Campも立派な選択肢だと言えます。

状況によって選択していきましょう!

まとめ

今回は、グローバル賃金への接続方法として、

  • 欧米大学でComputer Scienceの学位を取得し、現地で働く
  • 欧米のBoot Campに参加し、現地の永住権とキャリアを獲得
  • 日本の外資系企業のシステムエンジニアとしてステップアップし、Linkedinなどを使用した裏道で日本にあるグローバル賃金の仕事にアクセスする

の3つを紹介しました。

どれも一長一短があるので自分の中で一番いいと思ったものを選択しましょう!