人生論

【要約・まとめ】国外逃亡塾、普通の努力と少しばかりの勇気でチートモードな「自由」を手に入れる本

「日本はヤバい」

現代の日本で、日本は世界一の国だ。と感じている人は少ないだろう。

それどころか、日本はかなりヤバい。

欧米諸国と比べ、実質賃金率は下がり続けている。

ではどうやって、この状況を打破すべきか。

  • 欧米大学の医学部またはコンピューターサイエンス学部を卒業する
  • Boot Campに参加し、海外移住する
  • 日本で外資系キャリアを積み「Japan」に移住する

この3つのパターンでこの低成長な日本から脱出することができる。

留学はロマンなどころか現実的な手段なのかもしれない。

【要約・まとめ】国外逃亡塾、普通の努力と少しばかりの勇気でチートモードな「自由」を手に入れる本

皆さんは、日本の現状をご存知だろうか。

実際、日本はかなり「ヤバい。」その原因は2点だ。

  • 超低成長な実態経済
  • 横行する人権無視

1つ目、このままでは日本で生きていくとどんどん貧しくなる

実質賃金指数の推移の国際比較

出典:実質賃金指数の推移の国際比較(全国労働組合総連合)

他国に比べ、日本の実質賃金は下がり続けている。簡単にいえば、スウェーデンにいる同賃金の人と同じように給料が上がっていったとして20年後は実質賃金に43%の差が生まれるということだ。(加えて日本の賃金はそこまで上がらないのに。)

2つ目、セクハラ、パワハラ、ブラック企業といった人権無視が横行している

外資系企業や海外の企業でまず研修として教えられること、それは、「男女共に人権を守りましょうということ」だ。

もちろん、徐々に改善されてきたが、まだまだ人権無視は横行している。当たり前だと思っているかもしれないが、「残業が当たり前なこと」自体、欧米の企業では忌避されることだ。女性の処遇が当たり前に違うことは、世界からも非難されている。

では、このような実態からどうやって逃れればいいのか。

  • 欧米大学の医学部またはコンピューターサイエンス学部を卒業する
  • Boot Campに参加し、海外移住する
  • 日本で外資系キャリアを積み「Japan」に移住する

この3点が具体的な方法である。


説明に入る前に筆者の紹介をしたい。

筆者の紹介

筆者の名前は、白川寧々だ。

タクトピア株式会社共同経営者・北米代表である。日中英のトライリンガルであり、フェリス女学院中学・高校を経て、デューク大学に進学。卒業後、米国大手コンサルティングファームを経験した後、マサチューセッツ工科大学(MIT)のMBAを修了。

2015年にタクトピア株式会社、2017年に世界の10代向け起業家教育プログラム「FutureHACK」を創設。2018年に「Hero Makers」を創設。同事業は経済産業省「『未来の教室』実証事業」に採択された。

欧米大学の医学部またはコンピューターサイエンス学部を卒業する

日本人の学生PISAスコア(世界中の学生の学習能力)で総合3位、数学は5位だ。ちなみにアメリカは31位である。

日本人の学力は世界の中でも有数の高さだ。留学のチャンスは誰にでもある。

皆さんに紹介したいのは、ハンガリーにあるELTE大学エトヴェシュ・ロラーンド大学)だ。

ハンガリーのコンピューターサイエンス学部は、実践面も理論面も評価が高く、アントレプレナー研修も行っているため世界中から評判がいい。

面接に受かった3割の学生に「学費補助+生活費補助」をくれるそう。日本の国公立で勉強するよりも安い。

何より、英語+コンピューターサイエンスの学位を取ることで、世界中どこでも働くことができる「自由」を手に入れることができる。

ハンガリーのELTE大学を受験する。

Boot Campに参加し、海外移住する

ここから先は、本書で解説されていないが、著者が発信している内容に基づき書いていく。

今から、大学に通って3年間も勉強する余裕がない。という人もいるだろう。

そんな方におすすめなのが「Boot Camp」だ。Boot Campとは、3ヶ月間くらいのプログラミングのプログラムを通してプログラマーとして働ける最低限のスキルをマスターしようというものだ。

例えば、カナダのTech Campを卒業し、カナダで就職することができれば、「英語」で「プログラミング」することができることで世界中のオポチュニティにアクセスすることが可能になる。

実際にそのルートで自由を獲得された方の動画はこちらだ。↓

カナダのTech Campに参加して移住しよう。

日本で外資系キャリアを積み「Japan」に移住する

ある程度、日本でキャリアを積んだ方は、意外とこのルートに当てはまるかもしれない。

転職を探してみたら、「グローバル賃金」で採用している会社があった!

ある程度、英語が堪能で、専門性のある方は外資系企業の中途採用を探してみるといい。

大抵、オープンになっていない情報なので、リンクドインで探したり、友人のツテを使えるといいのだが、日本にある支社でも、実態はグローバル企業であるという会社も存在する。

場所が日本なだけで、業務は英語で行われる。そして「グローバル賃金」だ。

どう判断すればいいかというと給与テーブルを教えてもらえれば一目瞭然だ。年功序列ではなくスキルベースの給与体系になっているはずだ。

リンクドインやツテを使って、「Japan」に移住する。

まとめ

現状日本は、実質賃金成長率が低い。

この環境から脱出する方法は以下の通りである。

  • 欧米大学の医学部またはコンピューターサイエンス学部を卒業する
  • Boot Campに参加し、海外移住する
  • 日本で外資系キャリアを積み「Japan」に移住する

それぞれ方法は違うが、意外と努力次第でどうにかなったりするものだ。

1つの選択肢として、検討してみてはいかがだろう。