英語&留学

【独学勉強法】IELTSで留学に必要な6.0スコアを取る方法

「留学って英語のスコアが必要なんでしょ?」

多くの方が漠然と留学を考えたときに、必要な英語スコアが足りていないのではないかと不安になるでしょう。

今回は、以下の流れで留学に必要なスコアを獲得する方法について解説していきます。

  • 留学に必要なスコアとは
  • スコア取得計画の立て方
  • おすすめの参考書、問題集

この記事を読んで、意外とスコアが足りているかも!という人や意外とスコアを獲得できるかも!という人がいると思っています。

目標を達成できない一番の原因は始めないことです。

独学で留学に必要なIELTS6.0のスコアを取る勉強法

留学を意識したときに、ぶつかる大きな壁は「語学スコア」なのではないでしょうか。

私自身、留学を目指したときに語学スコア習得の道のりが一番険しいものでした。

皆さんの中にも

  • どのくらいのスコアを取れば留学を考えられるのかわからない
  • 目標スコアに対してどのような学習計画を立てればいいかわからない
  • 参考書など頼りにしていいものを知らない

という方がいるのではないでしょうか。

そのような声にお応えして、今回は世界で一番使用されている「IELTS」を題材に、「留学に必要なスコア取得までの最短ルート」をご紹介します。

筆者の経歴

2022年2月現在、外資系企業でSystemEngineerとして働いているすんすんです。

小学生、中学生までは英語が得意だと思っていたのですが、高校生から英語基礎力の無さが出てしまい、「英語」一番の苦手教科になってしまいました。

大学受験から少しずつ盛り返し、センター試験で160点と取得したことを皮切りに、大学生活では語学習得に努めました。結果として、TOEIC825点IELTS6.0を取得しました。

現在は、海外大学進学を目標に学部での大学受験をしています。

国は、ドイツ、オランダ、ハンガリー、ベルギーといったヨーロッパ諸国です。

留学に必要なスコア取得までの最短ルート

海外大学で勉強するには、「英語スコア」が必要です。なぜなら、大学側は学習の質を担保した上でできる限り多くの学生に卒業してほしいと考えているからです。

語学スコアが足りないことによって授業についてこれない生徒を出さないように工夫した結果、現在は入試で必要になっています。

そんな語学スコアですが、あまりスピーキングやライティングのアウトプットを伴う学習に力を入れていない日本の学生にとっては鬼門となっています。

そんな日本の学生に向けて、

  • 留学に必要なスコアとは
  • スコア取得計画の立て方
  • おすすめの参考書、問題集

について解説していきたいと思います。

留学に必要なスコアとは

結論から言うと、必要なスコアは大学によって違います

なので、筆者が志望しているヨーロッパの大学について取り上げていきます。

まず、もしあなたが世界最高峰の大学に入学したいと考えている場合、IELTS 7.0以上のスコアが必要になります。このスコアは英語の高度な話者であることを示しています。

また、IELTS 6.5以上英語圏以外の国のトップ校に応募することが可能です。個人的にはこちらを推していて、英語圏よりも安価で質の高い授業を受けることができます。

IELTS 6.0ではいわゆる中堅校に応募でき、ハンガリーなど東欧諸国の大学はIELTS 5.0から応募できるところもあります。

もちろん、授業について行くにはIELTS 5.0程度の語学力だと苦労しますが、英語熟達者とは言えない程度のスコアで応募できる大学があると思うと勇気が出ますね。

以下にまとめてご紹介しています。

スコア大学名
IELTS 7.0オックスフォードなどの世界最高峰大学
IELTS 6.5オランダ、ベルギーなどのトップ大学
IELTS 6.0オランダなどの中堅大学
IELTS 5.0ハンガリーの大学

スコア取得計画の立て方

前項で目標とする点数を把握したと思います。次に、スコア取得計画の立て方について解説していきます。

スコア取得計画の流れは以下の3ステップです。

  1. 目標スコアとの乖離を把握する
  2. 乖離が大きい要素に絞って対策する
  3. できる限り本番形式で対策する

まず、目標と現在のスコアを比較しましょう。これはつまり、まだ現在のスコアを知らない方は受験することから始めるのをおすすめします。このことによって、比較できていない時は無限に対策することがある中で効果的なものに絞って対策することが可能になります。

次に、乖離が大きい要素に対策を絞ります。なぜなら、漫然と対策していても自分の主な苦手要素が克服されていないとスコアは伸びないからです。これはIELTSは4技能に分かれている(Listening,Reading,Speaking,Writing)ので技能ごとの苦手に着目しても良いですし、文法や単語といった一部分に着目しても構いません。

最後に、できる限り本番形式で対策をしてください。高額なので難しいですが、可能ならば本番の試験を何度も挑戦することが点数が上がる1番の近道です。それだと難しいので、対策をしたら過去問、そして対策というように、時々過去問を解いて対策の効果を確認しましょう。

おすすめの参考書、問題集

対策におすすめの参考書や、問題集についてご紹介します。

参考書について

まず、日本人は英語教育の弊害として、ライティングとスピーキングのスコアが低い傾向にあります。(特にライティングは低い)

ライティングやスピーキングの対策として、おすすめの本は以下の2冊です。

また、初めてIELTSを受けるという方にはこの1冊をおすすめしています。2022年2月の新刊です。

問題集/過去問について

どのような試験に対しても、有効なのは「試験の運営団体/主催団体が発行する問題集」です。IELTS運営団体のブリテッシュカウンシルは以下の公式問題集を販売しています。

また、世界中の語学学校や受験生が使う有名な問題集があります。

まだ日本で販売しているIELTSの問題集が少ないので、公式問題集では演習量が足りない!という人におすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか!

留学に必要なスコアやそのスコアを取得するには以下の3つを理解する必要があります。

  • 留学に必要なスコアとは
  • スコア取得計画の立て方
  • おすすめの参考書、問題集

目標スコアを達成して、夢の留学へ踏み出しましょう!

今後も英語スコアの獲得方法や留学についての発信をしてまいります。

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