「社会人でも留学できるのか」
海外大学への留学は学生のうちにという考え方が強い日本では、社会人になって留学することのハードルが高すぎるように感じます。
実際、日本語の情報が少ないといった現実的なハードルも存在しているため、挑戦したいと思っていても諦めてしまう方が多いのではないでしょうか。
今回はそんな方に向けて、
- 海外大学リサーチ方法
- 奨学金
- 英語スコア対策
- 海外賃金について
ついて解説していきます。
誰でも留学をしたいと思ったときに留学を選択肢として捉えられるようになります。
人はできると思ったことにしか挑戦しようと思いません。
社会人にもおすすめな海外留学まとめ
日本の市場が縮小化する中で海外で生きていくことの意味が大きくなりつつあります。
海外留学をしたい!海外で働きたい!と思っている人、多いのではないでしょうか。
しかし、日本で海外留学するには情報の取得が難しいですよね。
皆さんの中にも、
- 大学の探し方がわからない
- お金をどうにかしなければいけない
- 英語のスコアが足らないのではないかと思っている
- 実際にどれくらいのメリットがあるのか怪しんでいる
そんな方に向けて、1から10まで海外留学の魅力や方法を解説していきます!
筆者の経歴
2022年2月現在、外資系企業でSystemEngineerとして働いているすんすんです。
小学生、中学生までは英語が得意だと思っていたのですが、高校生から英語基礎力の無さが出てしまい、「英語」が一番の苦手教科になってしまいました。
大学受験から少しずつ盛り返し、センター試験で160点と取得したことを皮切りに、大学生活では語学習得に努めました。結果として、TOEIC825点、IELTS6.0を取得しました。
現在は、海外大学進学を目標に学部での大学受験をしています。
国は、ドイツ、オランダ、ハンガリー、ベルギーといったヨーロッパ諸国です。
海外進学のまとめ(やり方からメリットまで)
多くの方が海外進学を夢見ては、志半ばで辞めてしまいます。
実際、ネット上でも日本語での情報量は少なく、諦める要因が多いからでしょう。
しかし、日本に住んでいるというだけで、日本語が母語だからというだけで機会を損失しているのは悲しいですよね。
私が海外進学を志望するにあたって調べた全てをご紹介します。
- 海外大学リサーチ方法
- 奨学金
- 英語スコア対策
- 海外賃金について
これら全てを理解することで、海外大学に進学しない理由が限りなく少なくなると思います。もう一度挑戦してみたいという方はぜひご検討ください。
海外大学リサーチ方法
まずは、海外大学のリサーチ方法です。
そもそも、留学をしたいと考えていても、以下のことが明確にならなければ具体的な行動に移すことは難しくなります。
- 自分に合う大学はどのような大学か
- 出願や選考の流れはどれくらいから始まるのか
- 具体的にどのように応募するのか
これらが明確になることで、どんな大学に行くためにいつどのような行動をしなければいけないかを把握できます。
自分に合う大学を見つけるには
次に2つを参考にしてみてください。
- 教育/留学界隈で有名な白川寧々さんの著書
- Solo-IELTS-TOEFL
探求型教育事業を経営するTAKTOPIAの創設者としても有名な「白川寧々さん」はヨーロッパの大学で安価な教育を受けた上で海外賃金での就職を目指すことを目的とした書籍を出版しています。
筆者自身、この本をきっかけに海外大学進学を目指すようになりました。
次に、SOLO-IELTS-TOEFLでは、英語で授業を受けられるヨーロッパの大学や、おすすめな英語圏の大学をまとめてくれています。
これを見るだけで自分でリサーチするよりも簡単に自分に合う大学を探すことができます
詳しくは、過去に記事を書いているので参考にしてみてくださいね!
出願の選考の流れ
大まかな出願の日程をご紹介します。
月 | 内容 |
---|---|
11月 | 国内奨学金の出願 |
1月 | 海外奨学金の出願 |
2,3月 | 9月入学大学の出願 |
3~6月 | 選考 |
9月 | 授業開始 |
ざっくり以上の流れで海外大学の選考は進んでいきます。
奨学金を含めると1年近くかかる挑戦になるので早めの準備が必要です。
具体的な応募方法
実際に出願をするとなると、英語で書かれたページに戸惑う方も多いはずです。
具体的な応募は以下の流れで行います。
- QS Rankingやその他サイトで大学を調べる
- 気に入った大学のHPを検索する
- 出願の項目をクリックし、指示に従う
とてもシンプルですが、初めての方は英語のサイトや初めてみるワードに苦戦すると思います。特に注視すべき単語はこちらです。
- Degree Program(学位や修士プログラム)
- Bachelor/ Master(学位/修士)
- Application
- International student
- Admission(入試)
- Study in 大学名
詳しくは、過去に解説しています。
奨学金
社会人が学び直しで留学する際、外せないのはお金の話でしょう。
もちろん、英語圏の大学の学費は日本の大学と比べて高額です。年400万円という大学もあります。
また、国内の学生やEUの学生ではないため、比較的高額になる傾向があります。
したがって、奨学金を受給するか学費の安い英語圏以外の国を目指すことが現実的なのです。
奨学金は主に国内と海外の2種類あります。
国内奨学金の筆頭はJASSO奨学金
国内でもらえる奨学金の筆頭はJASSO奨学金でしょう。
日本学生支援機構=JASSOは毎年、海外大学を目指す学生のために給付型の奨学金を提供しています。
志望書を書いたり、選考のプロセスは簡単ではありませんが、メリットの大きい奨学金です!
海外奨学金は国によって様々
海外奨学金は渡航する国によって様々です。
大学ごとに発行しているものもあるのでしっかりと調べて準備する必要があります。
メジャーなもので言うと、「ハンガリー政府奨学金」があります。
ComputerScienceで有名なハンガリーに行く方は検討の余地がありです。なぜなら、この奨学金は学費+生活費支給というカバー範囲の広い奨学金だからです。
他にも国内、海外問わず様々な奨学金があるので気になる方は過去の記事を参照してみてください。
英語スコア対策
海外大学の受験に合格するには、学部によっては基本的な数学の知識を求められることもありますが、基本的には、「語学スコア」が必要です。
英語スコアはIELTSで6.0以上獲得していれば多くの大学に出願することができます。
最短でIELTS6.0以上を獲得するには、公式の過去問を解くことが先決です。実際本番で出題される問題を解くことで得点感覚が磨かれます。
また、この一冊を解けば大丈夫という初心者の方におすすめな本がこちらです。
他にも過去にライティングやスピーキングが苦手な方向けの対策本を紹介しているので参考にしてみてください。
海外賃金について
日本の物価に対する給与は、OECD諸国の中でも下位です。
つまり、海外の平均的な賃金で働くだけで同じ仕事をしていても日本の賃金で生活するよりも裕福な生活ができるということです。
特に、アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、オーストラリアといった国々は世界的に賃金が高い傾向にあります。
海外大学を卒業し、英語と専門性を組み合わせることで、グローバル賃金をもらえる仕事に就ける確率が上がります。
具体的な留学メリットの計算方法は過去の記事で解説しています。
ただ、留学費用が高すぎてしまうと、将来の賃金が高いからといって、メリットを感じづらくなってしまうのではないでしょうか。
過去にグローバル賃金で働くことはできるが留学費用を抑える方法を解説しています。
端的に言えば、ハンガリー政府奨学金+ComputerScience選考+ドイツ/イギリス就活を成功させることでグローバル賃金を手にすることができます。
まとめ
いかがでしょうか!
今回は、社会人で留学に挑戦したい方に向けて、把握すべき4点について解説していきました。
- 海外大学リサーチ方法
- 奨学金
- 英語スコア対策
- 海外賃金について
具体的な方法が見えると自分でも海外大学に進学できるかもしれない!と思いませんか。
今後も、挑戦したい方に向けて考え方や方法をお伝えしていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いします!