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英語初心者のためのTOEIC600点突破:第十回 次の目標 【全10回】

「700点取ったこっからどうしよう」

TOEICである程度点数が取れるようになると新しい悩みが起こると思います。

これ以上点数が上がるイメージが湧かなかったり、英語をどのように使っていくかイメージが湧かなかったり、といった悩みです。

以下の方法で次の目標に繋げることができます。

  • 別の英語資格を検討する
  • 本質的な英語力を測れるIELTSの勧め
  • 留学や就職に使う

これらによって、より実践的な英語力を向上させて、TOEICの伸び悩みも解決し、新しい目標も設定できるようになります。

高い目標を設定すればその途中まではいけるんです。

英語初心者のためのTOEIC600点突破:第十回 次の目標 【全10回】

TOEICの勉強を始め、段々と点数が上がってくるとまた別の悩みにぶつかります。

私自身、点数を取り始めてから新しい悩みを持ちました。

  • 700点から点数を伸ばせる気がしない
  • 本質的な英語力が上がっているかわからない
  • 英語を使った次のステップが見当たらない

というような悩みを抱えている方でしたら、今回の記事は参考になるかもしれません。

それでは早速内容に入っていきましょう!

筆者の経歴

元々、英語が得意ではありませんでした

高校3年生の夏、全力で受けたセンター模試で英語100点(200満点中)、それでも猛勉強し受験勉強を乗り越えました。しかし、英語力を身につけた!と思って受験した大学1年生のTOEICで540点でした。

そのような状況から、海外の友達が欲しい、海外で活躍したいと思い勉強を続けた結果、TOEIC 850点を獲得することができました。

今は、ヨーロッパ留学を達成するためにIELTSという大学受験向けの英語資格に挑戦しています。IELTSのスコアも5.0から6.0まで向上させることに成功しました。

TOEICを超えたさらなる挑戦

TOEICが700点取れるほど学習の効果が出てきたら、次の目標に焦点を合わせましょう。

日本ではTOEICや英検が莫大な支持を得ていますが、世界を見渡すともっと実践的で本質的な英語力を測り、高める方法があります。

  • 別の英語資格を検討する
  • 本質的な英語力を測れるIELTSの勧め
  • 留学や就職に使う

この3点です。

世界的に受験者の多い資格を受けることで人生の選択肢を増やすことができたり、本質的な英語力の向上に活かすことができます。

別の英語資格を検討する

いくつか実践的な英語資格を紹介していきます。

TOEICの点数がある程度取れたのに伸び悩んでいる場合は他の試験を受けることで本質的な英語力が向上し、TOEICの点数にもいい影響がある場合があります。

実際に自分の選択肢を増やしたり、本質的な英語力を高めるために活用してみてください。

TOEIC用途:日本での活用事例の多い英語資格です。就職や昇進のきっかけになります。

概要:主に使用されるのはLR(リスニングとリーディング)の試験です。ビジネス英語の能力を測る試験ということになっています。

IELTS用途:移住や大学受験の基準として採用されることが多いです。

概要:ヨーロッパを中心に海外での受験者数が最も多い英語資格です。LRSW (リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)の4技能をカバーするテストで、本質的な英語力向上に寄与します。

TOEFL用途:移住や大学受験の基準として採用されることが多いです。

概要:アメリカを中心に世界中で受験されています。IELTSの次に受験者数の多い資格です。

versant用途:外資系企業でスピーキングを中心とした英語技能の成熟度を測るテストです。

概要:外資系企業で昇進やプロジェクト配属の基準になります。仕事上で使える英語技能の発達に貢献してくれる試験です。

SAT用途:主にアメリカで大学受験に使用される数学技能を英語で測る試験です。

概要:数学の技能を英語で証明する必要があるときに学習効果を発揮します。

TOEICの点数をある程度取得できるようになったら、自分の目的に合わせて新しい目標を設定し他の試験も検討してみてくださいね!

本質的な英語力を測れるIELTSの勧め

本質的な英語を図りたい場合、私はIELTS試験の受験や学習をおすすめします。

理由は以下の3つです。

  • 本質的な英語力を測ることができる
  • 本質的な英語力を高めることができる
  • 次の選択肢につなげることができる

IELTSは4技能で、扱っている題材も時事ネタ、社会問題などで実践的な英語力を身につけることができます。

また、移住や大学受験など幅広く通用することから英語学習者の最適解になり得ます。

留学や就職に使う

多くの英語資格が「英語技能を測るため」に使われています。

しかし、折角受験するなら他の用途で使える資格の方が良いですよね。

  • IELTS
  • TOEFL

といった資格は世界的に高い評価を得ているため、様々な用途で使用することができます。

主に、大学受験移住といった方法で使用することができ、おすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

TOEICである程度成果が出てくるようになれば次なる挑戦をおすすめします。

  • 別の英語資格を検討する
  • 本質的な英語力を測れるIELTSの勧め
  • 留学や就職に使う

英語力を高めた次は、英語を使って新たな挑戦につなげることです。

英語力を高めることは目的ではなく手段だったはずなので、今一度英語を使って何をしたいか考えてみましょう。人生を豊かにするために使える方法が見つかるはずです。